ドーベルマンの子犬を選ぶ場合、その性格や血統、また健康状態についてもしっかり把握した上で決めることが大事です。
性格は凶暴すぎてもいけませんし、血統はショーに出すのであればレベルの高いものがやはり理想です。
また健康状態についても、頑強そうなドーベルマンでも芳しくないものは少なくありませんので、飼い始めてから病気で看病の毎日、などとならないように要注意です。
例えば1歳半くらいまでにも多いのが「ハイグローマ」と呼ばれる病気ですが、肘の後ろ側に腫れが生じます。つまり関節の袋の部分に炎症が起こって水も溜まってしまい、長く患っていると運動不足にもなりがちです。特に犬舎の床が硬かったりするとなりやすい病気です。
またドーベルマンはペットショップとして常に置いてあるようなところはとても少なく、多くの場合、訓練所やドーベルマン専用ブリーダーさんで見つけることになります。
訓練所や専用ブリーダーであれば、それなりに訓練も行き届いた親犬から生まれたドーベルマンですから安心ですし、アドバイスも豊富に受けることができるはずです。
またドーベルマンと一般に呼ぶのは、ヨーロピアンドーベルマンタイプですが、こちらは体格も大きめで最も純血のドーベルマンらしい犬種です。
またドーベルマンピンシャーと呼ばれるのがアメリカンタイプであり、体格は小さめで数はこちらのほうが多いと言われています。特にヨーロピアンを探している方は血統書もしっかりチェックしたり、親犬のチェックも欠かさないのが理想です。
まずブリーダーさんであっても最低1回は見に行くことが大事ですし、母犬をチェックしながら話を聞くことも大事です。母犬の体力を考えたブリーディングをしているかどうか、ということもよく言われます。
他には近親婚による掛け合わせなども考えられます。ドーベルマンの値段もそれ相応がやはり理想ですし、安いから失敗した、という方も多いのが現実にあります。
ですので、ドーベルマンを購入する際は、やはり信頼できるブリーダーさんを探し、そこから購入することがお薦めです。