ドーベルマンの性格は飼い主に従順で、忠誠心も忍耐力もどの犬種よりもあります。
また警戒心も強く、飼い主さんやその家族に対してはとても従順ながら、他の人間や動物に対してもかなり強い警戒心を示します。
では愛情の面ではどうなのか、ドーベルマンは従順とか忍耐力などの言葉で表現されることが多い犬種ですが、
情緒豊か、優しい、飼い主さんと仲良くできる、という方も多くいます。
黒いスマートな身体に耳はピンと立て、常にアクションを起こすような感じに見えますが、見た目とは裏腹で他の動物ともとても仲良くできますので、やはり気持ちをしっかり交換してあげることが大切です。
室内飼いでは飼い主さんといつも一緒に過ごしますが、言葉もたくさん覚えて、飼い主さんの気持ちをよく理解してくれる優秀な犬です。
もちろん情緒豊かですから、番犬として犬小屋に放置するなどもったいない犬です。家族の一員としても誰にでも愛想よく振る舞います。
ただし、自分が信頼できる1人のリーダーがいないと、なかなか行動を起こすことが出来ませんので、一家の主であるお父さんが取り仕切ったり、常に命令を与えるなどして意識させておくことも大事です。
もちろん全てが同じ性格ではなく、優しいタイプもいればきつい性格の子犬もいます。またある程度やんちゃなところはほぼどの犬種にも共通していますので、ただ可愛がるだけでは不足です。
身体は大きくなってもまだまだやんちゃで困った、などという方も多いですので、気力と体力を十分に用意して飼っていくことは大切です。
まずその怖そうな風貌とは裏腹に人に懐く犬であること、そして好奇心も旺盛で、飼い主さんと一緒になって遊んだり、時には甘えることも好きな犬であることを知っておくのがドーベルマンを飼いやすくなるコツです。
また性格的には凶暴でなくても、運動不足になるとストレスから凶暴になることもありますので、しっかりと毎日運動させてあげることが大切です。